眠った状態では物事を起こしていきますが
覚めた状態ではものごとが起こっていきます
余計な思考と計算が本来成るべきことの進行を妨げ
遠回りの道をたどることになります
人生にはこうした無駄が多く、人は不必要な動きに振り回されています
達人は静かに座り、あたふたと動じないものです
それは自己の中心に座り、大安心の心境にあるからです
その時こそ神経が研ぎ澄まされ、日頃感じないものにも気づくようになります
人間は本来あるべき道にあれば苦しまないものですが
思考によりその道を逸脱することで人生を複雑にしています
自己の中心に在り続けることが、すべての解決の鍵です