「眉間に意識を置く」
どうしても自己想起が難しい時がある
試みてもどうしても集中できない時がある
そういう時はとりあえず眉間に意識を置く
眉間に意識を集中させる
そしてその状態で生活を送る
眉間は「自己」ではない
従って眉間への注意は「呼吸」への注意、「思考」への注意
足裏の設置した感触など、肉体感覚への注意と変わらない
だが眉間という場所が特別なだけに
眉間への留意は自己想起へつながる大きなステップになる
古来、眉間には「第3の目」があるといって重要視されてきた
たしかに眉間はその内側の自己へと通じている
だから、眉間への留意を保つことは、その先の自己想起への準備になる
食事をしながら眉間を意識する
歩きながら眉間に意識を置く
人と話しながら眉間に意識を集中する
そして余裕があれば、その注意を内側の意識そのものへと移行させる
眉間に注意を置いている「者自身」に注意を向ける
「自己自身」への気づきを保つ
「主体自身」への留意を絶やさない
眉間は外界と意識の橋渡しになる
ここを支点に意識を深めていく
常に眉間に「気づき」の灯火を保ち続けていく