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やすらぎの度合いが広がっているはずです

これは綱引きのようなものです
肉体とマインド側は、自身の支配を手放すまいと必死です

切れ目なくおしゃべりを続け、外界に興味を惹かれ続け
肉体に痛みや不快感を起こし、主体の注意をそらし続けます

それに対抗するには、日常の機械的な反応を離れ
常に意識的でなければなりません

油断なく自己に気づいていなさいとクリシュナムルティは言います
グルジェフの自己想起もまったく同じことです
ニサルガダッタの「私は在る」も同じことの別の表現です

これは絶え間ない闘いであり、気を抜いていては何も起こりません
アスリートや芸術家の鍛錬は一日に数時間ですが
私たちは一日のすべてを自己への気づきに費やさなければなりません

進歩は近視眼的にはわかりませんが
しばらく経って過去の自身と比べれば
明らかに心境の変化を感じることでしょう

やすらぎの度合いが広がっているはずです


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