自己想起があまりに厳しくしんどいため つい言い訳を作ってそこから逃げてしまいます。 私もそうでした。 それは20数年も続きました。 祈りや瞑想やあらゆる修養法を試み 一時的に悟ったような気分になっても すぐにまた普通の自分に戻りました。 20数年逃げ続けた結果、 やはり自己想起以外にさとりへの道を開くものはない と確信しました。 仕事に逃げたこともあります。 自分は音楽に携わってきたため 音楽で人を幸せにするのが使命だと思い込んでいました。 けれど神はそれを許しませんでした。 そして人生のあらゆる道を塞ぎ 逃げ場を失くし 自己を想起する以外どうしようもない という状況に追いこまれました。 しかしこれも自分が用意したことでしょう。 もう逃げません 逃げても無駄なのです。 ただ自己に気づき続けるのみ 目の内側の主体を保ち続けるのみ 自己想起は人類共通の責任なのです。
自己想起による覚醒と悟りのメソッド