スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

9月, 2017の投稿を表示しています
自己想起にはそれをしなくて良い時間はありません ピアニストは1日8時間ピアノを練習すると言い、 アスリートは1日10数時間、練習に打ち込むと言います しかし、覚醒をめざす者は、1日の「すべて」を想起に費やさなければなりません 人と語りながら「自己」を保ち 食べながら「自己」を保ち 歩きながら「自己」を保ち くつろぎながら「自己」を保ちます ものごとの背後に常に「自己」が存在し、 うしろから静かに見つめています その「自己」が真実の「私」です
私は光です 私は常に変わらず輝き続ける、不変不動の存在です なにものも私を脅かすことはなく なにごとも私に触れることはありません それはただ、今ここに在り 揺れず、動じず静かに気づいています 私は在る それ以外には何もありません
自己想起は瞬々刻々の作業です 自己想起をしなくて良い時間はありません 朝目覚めてから夜眠るまでの絶え間ない作業であり 唯一、価値のある仕事です 自己想起にとってすべては背景に過ぎません 一日はどれだけ自己想起を絞り出せたかに価値があり 私たちは毎秒ごとに、自己想起によって自己の魂を作り出しています 死後に持って行けるのはこれのみです 肉体は自己想起を生み出すために存在し その結果として築かれた意識と魂が人生の目的です 私たちは「意識」です 意識は肉体を持ってこの世に生まれる前から存在し 肉体の消滅後も変わらず存在し続けます 自己の正体である「意識」を得ることが生きる目的で あとはその場限りのストーリーに過ぎません