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7月, 2017の投稿を表示しています
あなたの正体は肉体の操縦者です
愛=I 愛と意志と誠実さは自己(主体)から生まれます
たとえどんなに気分が優れなくても 今が苦しみの最中だとしても 主体はいつも燦然と輝いている 分厚い雲の裏側の太陽のように
第一の気づき 周囲の状況や人の言動など、自分を取り巻く状況への気づき 一般的でごく普通の気づき 第二の気づき 思考、呼吸、感触、動作といった自分の肉体の状況への気づき 一般的ではないものの、これもまだ外的状況への気づきと言える 第三の気づき 第一と第二の状況に気づいている、内側の「意識・自己・主体」そのものへの気づき 「自己 想起」が意味するのは、この内なる「認識者」自身への気づきだ 「意識」自身への注意の照射が「意識・認識者」を活性化させ その蓄積はやがて完全な「覚醒」へと至る
おそらく、「意識の定着」に必要な自己想起の累積時間は決まっているはずです 数千時間、あるいは数万時間… 正確な時間はわかりませんが、それを達成した時 「意識の定着」は起こるはずです ですからひとによって、達成までの期間は違うはずです 集中力のある人なら数ヶ月 ない人なら数十年かもしれません とにかく、やり始めて一瞬にして定着することはあり得ません マハラジやアナディで3年かかったと言います
人間は「自己」という最も大事な軸もないまま その時々の風向きによって揺れるやじろべえのように あっちへふらふら、こっちへふらふらと千鳥足で生きています 自分が何を求め、何がしたいのかも本当にはわかっていません 社会環境から吹き込まれた他者の観念を自分の信念にすり替え 何の根拠もない価値判断の基準に沿って刹那を生きています まず自分の中心に揺るがぬ確かな軸を定めなければなりません それは「気づき」に基づいています 自己自身への気づき、認識者自身への気づき、知覚者自身への気づきです この気づきは努力なしには得られません 気づきへの「気づき」は超努力の成果なのです うっとりと魅了される周囲の魅力的なものごとを捨て置き ひたすら目の内側、意識の中心に注意を反転照射しなければなりません これは努力です 絶え間のない超努力です
意識の中心を取り戻すことは闘いです 自動的に自己想起が起こることはありません 常に、「自己を想起するぞ」「中心を定めるぞ」「気づきを逃さないぞ」 という決意と実行が必要です 起きている間、十数時間の内的闘いです
意識を失いかけた人を揺り起こすように 「意識、意識、意識」 「気づき、気づき、気づき」 「思い出す、思い出す、思い出す」 と自分に向かって心の中で連呼します その際、目の内側の意識の中心を強く意識します 頭のセンターに在る主体、自己、気づき、Meに向かって 注意のベクトルを反転照射します
自己想起に弾みがつくことはありません 累積効果があり、多少はやりやすくなるものの 基本的に難しさには変わりがありません